概要
「Twitter: API有料化、アルゴリズムOSS化、Blueの長文対応、凍結異議申立受付、2要素認証有料化、ブックマーク数表示、TwitterFiles17-21 | GNU social JP」で紹介した通り、2023年4月にTwitter APIが有料化され、従来のTwitter API v1.1は使用不能になります。
GNU socialではTwitterBridgeプラグインでGNU socialでの投稿をTwitterに自動投稿できていました。が、以下の投稿にある通り、2023-04-15に連携が無効になってしまいました。
ぐぬ管 (GNU social JP管理人)|gnusocialjp@gnusocial.jp私の単独サーバーで、TwitterBridgeプラグインのアクセスが無効になりました。v2 APIへの移行も進めないといけませんね。
ぐぬ管 (GNU social JP管理人)|gnusocialjp@gnusocial.jp!gs うーん。TwitterBridgeプラグインの修正。相当時間がかかります。中で使われている共通のOAuthのライブラリーの動きを理解して組み立てないといけません。 後回しにします。しかたないので、IFTTTなどで連携させます。
TwitterBridgeプラグインをTwitter API v2に対応させることを考えて取り組んでみましたが、時間がかかるため断念しました。
分散SNSの投稿のTwitter連携は、Twitterユーザーに分散SNSの情報を伝える上で重要です。
そこで、「分散型SNSの投稿フィード一覧 | GNU social JP」で整理した投稿フィードの情報と、「老舗連携サービスIFTTTのアカウント作成 | GNU social JP」で作成したIFTTTを使って、分散SNS (Mastodon/Misskeyなど) の投稿をTwitterに連携、自動投稿させます。
なお、Twitter API v2はログインと書き込みが無料なので、Twitter→分散SNSの逆方向は、今はできたとしても5月以降不能になる可能性が高いので紹介しません。
その他、IFTTTでのFreeプランでの投稿連携は、最大1時間に1回の頻度となり、タイムラグが発生することに注意します。即時性が重要ではないバックアップ的な用途になると思います。
Freeプランだと、IFTTTのアカウントに連携できるTwitterアカウントは1個までです。複数のアカウントを運用したければ、Pro+プランに加入するか、別のアカウントを作成しましょう。
手順
1. IFTTTにログインして [Create] を選びます。
2. If This [Add]-[RSS Feed]-[New feed item] を選びます。
3. [Feed URL] に自分の分散SNSのアカウントの投稿フィードのURLを入力して [Create trigger] を選びます (例: https://gnusocial.jp/api/statuses/user_timeline/1.rss)。
4. [Then That]- [Twitter]-[Post a tweet] を選びます。
5. Twitterとの初回連携時にはアカウント接続が必要なので [Connect] を選びます。
6. [IFTTTにアカウントへのアクセスを許可しますか?]-[連携アプリを認証] を選びます。
7. [Post a tweet] 画面が表示されます。[Tweet text] を空にして [Add ingredient]-[{{EntryContent}}] のみにして [Create action] を選びます。
8. 最後に [Continue] を選びます。お好みで [Applet Title] を設定して完了です。
なお、RSSフィードの連携の都合、自己返信はTwitter側で返信扱いにはなりません。
結論
IFTTTでの分散SNS→Twitterへのアカウント連携でした。
同じ手順でTwitter部分をInstagramやFacebookなどに変更することも可能だと思います。
自分の分散SNSを起点に、他のSNSと連携することで、別のユーザーにもリーチ可能です。うまく活用してみましょう。
詳細プロフィール。SNS: Twitter/GS=gnusocialjp@gnusocial.jp/WP=gnusocialjp@web.gnusocial.jp。2022-07-17からgnusocial.jpとweb.gnusocial.jpのサイトを運営しています。WordPressで分散SNSに参加しています。このアカウントの投稿に返信すると、サイトのコメント欄にも反映されます。
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