書評: 日経Linux 2018年9月号 | 2019-02-08時点で唯一のPleromaの記事とAIスピーカーの自作方法解説

Pleroma/book
概要
  • 書名: 日経Linux 2018年9月号
  • 副題:
  • 著者: 日経Linux
  • EAN: 4910071930983
  • 出版: 2018-08-08
  • 読了: 2019-02-04
  • 評価: ☆3/5

今号の発売当時に以下の投稿でPleromaの記事掲載の告知がありました。

Pleromaの記事を目当てで読みました。なお、blog.lpic.jp/?eid=155のPleromaの入門記事は削除したようで、Web Archiveなどでも見つかりませんでした。

評価

今号の特集は「Linuxサーバー最新レシピ16本:」と「ラズパイで作るAIスピーカー」でした。その他,付録としてUbuntu 18.04LTS対応最新Linux基礎知識本が付属します。

肝心のPleromaの記事は,p. 47-48の2ページにわたって,中島能和によりPleromaのインストール方法が解説されています。

APTによる必要なソフトのインストール,nginxなどのサーバー設定などが淡々と書かれており,これだけでインストールできるなら簡単そうだなと感じました。

その他,IoT関係の話題として,Google HomeやAmazon Echoのようなスマートスピーカーを,提供元のAPIを使うことでラズパイで自作しようという12ページの特集が興味深かったです。

APIを使うだけでなく,IFTTTを使ったTwitterとの連携もあり,実用的な内容でした。

結論

2019-02-04時点では唯一商業誌で分散SNSのPleromaに言及されている貴重な書籍でした。Pleromaの記事自体は2ページであり,簡単なものでした。

今後別の書籍で踏み込んだ内容を期待したいです。

その他,IoT関係の話題のスマートスピーカーの自作も,実用的な内容で興味深かったです。

自分にはあまり興味はなかったものの,付録もついておりお買い得な号だと感じました。

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