LGBT: 岸田文雄首相の同性婚慎重発言と同性婚反対派の主張

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2月に入って国会で同性婚に関する話題がありました。さらに、Colabo問題の渦中の人物の暇空茜が同性婚について自身の考えを表明していました。内容が興味深く、同性婚問題を考える際の重要論点になるように感じたので紹介します。

暇空茜の一連の投稿は「暇空茜の同性婚と少子化対策論 – Togetter」にまとめました。

まず、国会での騒動の時系列を以下に掲載します。

時系列

同性婚に対する法制化への政府の慎重な姿勢と政府関係者の湿原がありました。

これらの報道を受けて、暇空茜が自身の考えを表明しました。

まず、同性婚反対で、その理由は「税制優遇の法益、日本国籍獲得のための偽装同性婚多発」となります。最低限、これを防止するための方策が必要のようです。

論点の元となった特に重要な投稿のみを以下に掲載します。関連する一連の投稿はTogetterに掲載しています。

上記にある通り、偽装結婚の他に以下の論点もありました。

  1. 国家の継続には国民・子孫の維持が必要で、憲法前文にも「われらとわれらの子孫のために」とあり、子孫の生産性のある異性婚は国家として必要でこれを前提としている。
  2. 同性婚がOKなら、二次元キャラクターなど異性、人間以外との結婚はどうか?何が違うのか?

同性婚は、結婚とはそもそも何のために、何故あるのか?家族とは何なのか?という、社会の根本に影響する大きな問題です。

欧米では同性婚が認められている国もあるようです。どのような議論、国民的合意が形成されたかは把握していません。

報道: 同性婚集団訴訟3例目の地裁判決は違憲状態の合憲 | GNU social JP」で紹介した通り、日本での同性婚については、地方裁判所判決がでたまでで、控訴の係争中で最終判決まではまだ何年かかかります。

同性婚が現時点で存在しない以上、同性婚賛成派はこうした反対派意見を説得する必要があるでしょう。

今後、LGBT関係で同性婚の話題が出た際の論点として、この記事をまた振り返りたいと思います。

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