自由民主党所属の衆議院議員の杉田水脈は2015年頃からLGBTへの差別的発言を繰り返しており、事あるごとに批判の的になっていました (杉田水脈 – Wikipedia)。その他保守的な言動が多く、過去には「報道: Twitterの中傷投稿への「いいね」で賠償命令の高裁判決 | GNU social JP」の記事にも登場しました。
報道を目にするたびに、批判の的になることが自分でもわかっているだろうと思われる過去の攻めた言動や、総理大臣などから辞任要請を免れ続けている現状を見て、強い違和感を感じていました。
今回、この違和感の正体である差別発言反復の理由に迫る記事があり、参考になったので紹介します。2022-12-02の以下の投稿で最初に触れました。
GNU social JP管理人 (gnusocialjp@gnusocial.jp)’s status on Friday, 02-Dec-2022 18:01:40 JSTGNU social JP管理人 LGBTでよく見かけていつも違和感を感じてました。汚れ役だとわかり納得しました。
過激派の支持も必要なので、多数決の民主主義政治は面倒なゲームですね…
安倍晋三が「育てた」政治家・杉田水脈が差別発言を繰り返す理由
安倍晋三が「育てた」政治家・杉田水脈が差別発言を繰り返す理由 | FRIDAYデジタル第二次岸田内閣で、総務大臣政務官に就任した。杉田水脈氏の要職起用は「多様性の否定」「人権軽視」と批判の声が多い。杉田議員はなぜ、重用されるのか 写真:共同通信 性暴力被害を訴えたジャーナリストに対する
GNU social JP管理人 (gnusocialjp@gnusocial.jp)’s status on Saturday, 03-Dec-2022 16:26:44 JSTGNU social JP管理人 まさにこれですね…
杉田氏が差別的な発言をするのは、差別発言をすることで有権者から反発を招いても、自民党の背後にいる差別思想の宗教保守からは支持
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2022-12-02 Friの「安倍晋三が「育てた」政治家・杉田水脈が差別発言を繰り返す理由 | FRIDAYデジタル」の記事で、差別発言の反復理由が考察されていました。
元々保守系の控えめな女性で、所属を転々としながら落選中のところを安倍晋三元首相にスカウトされ、やや過激な保守的言動をするようになったそうです。
反LGBT的発言は世間一般では非難の対象になっていますが、反LGBT支持者というのも一定数おり、行き場のない保守過激派の受け皿としての役割を担っているようです。
民主主義政治は多数決のゲームです。過激派も反グレ集団も国民である以上1票を持っており、それらの支持も必要なのだと思います。
党の戦略として、比例代表選挙でそれらの支持を集めるため、誰もやりたがらない批判の的の汚れ役を引き受けているように見えました。
批判があがっても、首相が辞任を強く要請しないのも、このような党の戦略だからという理由で説明がつきます。
これが私の違和感の正体のようでした。
本人がどう思っているのかは不明ですが、政党を転々としながら落選の中見つけた居場所がこのような汚れ役だと思うと、なんだか不憫に感じてしまいました。
過激派のような危ない人たちの支持も必要な点に民主主義の難しさを感じます。ただ、近隣の中国、北朝鮮、ロシアを見る限りは、それでも民主主義はましに思います。
今後もLGBTや伊藤詩織の中傷裁判の話題で杉田水脈をみかけると思われます。今回の背景を知っておくと、また一つ深い視点で報道を受け取れるように思いました。
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