概要
2022-08-22に今後管理人に優先してほしいことというアンケートを実施しました。
GNU social JP (gnusocialjp@gnusocial.jp)’s status on Monday, 22-Aug-2022 23:28:23 JSTGNU social JP
この結果を受けて、便利プラグイン導入、GNU socialの話、クライアントアプリ紹介の優先度を上げて取り組むことにしました。まずは、日々の利用が便利になるプラグインの導入に取り組みました。
2022-08-29 Sunに以下の8プラグインを導入しましたので、各プラグインの機能について簡単に紹介します。
- SearchSub
- ChooseTheme
- Markdown
- EmojiShortnames
- EmbedNotice
- ReplyAll
- Timeago
- Emoticon
また、プラグイン導入に合わせて、標準のテーマをneo-quitterからneo-gnuに変更したり、導入しました。そのことについても紹介します。
SearchSub
SearchSubは公式プラグインで、検索結果のフォローを可能にします。検索の保存ができます。
まず、検索を行うと、検索欄の右下に [Subscribe] ボタンが表示され、フォローできるようになります。
フォローすると、左サイドバーのに項目が追加され、クリックでいつでも検索結果画面を表示できます。
エゴサーチに便利な機能です。今まで、検索ページのURLをお気に入りに登録してチェックしていたのが、省かれました。
ChooseTheme
ChooseThemeは公式プラグインです。GNU socialにはテーマという機能があり、これでサイトの外観を変更できます。通常は、サイト全体設定のみですが、このプラグインを有効にすると、ユーザーごとにテーマを変更できます。
[Settings]-[THEME]-[Themes] からサイトにインストールされているテーマから選ぶことができます。
選んだテーマはログイン中のみ有効です。お好きなテーマをお選びください。
なお、残りのプラグインは全部サードパーティープラグインとなります。
Markdown
Markdownは投稿にMarkdownを使えるようにします。今回の目玉機能の一つです。プラグイン設定でGFM (Github Flavored Markdown) を有効にできます。gnusocial.jpではGFMを有効にしています。
Markdownを使うには、[Settings]-[MARKDOWN]-[☑ Parse my notices as markdown] で、事前に設定で有効にする必要があります。
Markdownにより、見出し、リスト、コード、表、リンク、画像など、大幅に表現力が上がります。特に長文投稿する際に便利で、ブログのように使うこともできるでしょう。
なお、Markdownプラグインを導入したことで、TwitterBridgeプラグインでTwitter連携を有効にした際にプロフィールに表示されるTwitterアイコンが表示されなくなってしまいました。
EmojiShortnames
EmojiShortnamesは投稿で絵文字を半角コロンで表現される短縮名で入力できるようにします。
例えば、:coffee:
で?の絵文字に投稿時に変換されます。
投稿欄に:
を入力すると、候補がリストボックスで表示されますので、うろ覚えでも入力できます。
絵文字の入力にお役立てください。
なお、候補のリストボックスの [BROWSE ALL] のリンク先はwww.emoji.codesなのですが、こちらはリンク切れでshiftapp.comという別サイトになっていますのでご注意ください。
EmbedNotice
EmbedNoticeは他のサイトで投稿を埋め込み表示するためのHTMLコードを表示してくれます。
投稿の右上に [<>]
のボタンが表示されており、これを選ぶと以下のような埋め込み表示用HTMLを表示してくれます。
埋め込み例は以下となります。
GNU social JP (gnusocialjp@gnusocial.jp)’s status on Monday, 29-Aug-2022 12:58:12 JSTGNU social JP サーバーのグレードを上げる前に、PHPのパフォーマンス・チューニングも検討したいですね。
概要で表示した投稿もこの機能で表示された投稿です。ブログなど外部サイトで引用する際に便利です。
ReplyAll
ReplyAllは会話に複数人が参加しているときに、全員にまとめてメンションをつけることができます。
投稿の右端に二重矢印↰のボタンが表示されており、これを選ぶと一連の会話に参加しているユーザー全員分の [@nickname] が挿入された状態で返信欄が表示されます。
ただし、外部サイトのリモートユーザーの場合、ドメインは表示してくれません。nicknameが表示されていれば、Autocompleteプラグインにより、フォローしていれば最後の数文字を削除すると、候補を補完してくれますので、入力は楽になります。
複数人の会話に巻き込まれたときに役立つでしょう。
Timeago
Timeagoは投稿欄の下の経過時間の表示 ([In conversation about X ago from app] のX) を常に最新にしてくれます。
例えば、画面を表示したまま外出・離席した場合、再投稿で過去の投稿が流れてきた場合などに、経過時間を誤解しなくて済みます。
レスポンスの早さが大事な場合に役立つかもしれません。
Emoticon
Emoticonは投稿内のEmoticon (エモティコン、外国で一般に使われる顔文字) を絵文字画像に変換してくれます。
例えば、笑顔の[:)]は?相当の画像に変換して表示されます。なお、この変換はサイト内のみで、サイト外は元の顔文字のままになります。
なお、2022-09-01にEmoticonはEmojiShortnamesと競合して、Emoticonが優先されてしまうことがわかりました。
GNU social JP (gnusocialjp@gnusocial.jp)’s status on Thursday, 01-Sep-2022 22:08:50 JSTGNU social JP ありがとうございます。やはりEmoticonプラグインと競合していました。Emoticonプラグインはサイト内でしか変換してくれませんので、こちらを無効にしました。
開発者ツールの[Inspector]でh2をh6などに変更して、わずかですが文字サイズが変わるのを確認できました。
Emoticonはサイト内のみで有効で、サイト外のリモートユーザーには反映されないため、Emocitonを無効にして、EmojiShortnamesを優先しました。
選外
以上の8個が今回導入したプラグインです。この他に、以下のプラグインも検討しましたが、うまく動作しなかったり、レイアウトが崩れるなどしたため見送りました。まとまった時間を確保できたら、再挑戦したいと思います。
管理人としては、最近海外勢のフォローが多くなってきて、英文読解に疲れるため、TranslateNoticeは欲しかったのですが、うまくいかず残念でした。そのほかには、Markdownと絵文字のプラグインを導入したので、そのプレビュー用にNoticePreviewも入れたかったです。
テーマ
ChooseThemeでテーマを選べるようになりましたので、ついでにGNU socialのテーマを片っ端から導入してみました。
- furtherfield-social-theme
- gnusocial-spoon
- gs_dark_pleasure_theme
- lightomic
- micromic
- neo-hacker
- neo-piratas
- pretty-simple
- statusnet-kopis
特にpretty-simpleは見た目が大きく変わるのが面白いです。
結論
gnusocial.jpへの8のプラグイン導入をお知らせしました。
GNU socialはプラグインで機能を拡張できるところが一つの特徴です。プラグインでほとんど何でもできると思います。今回導入を見送ったプラグインもいずれは再挑戦したいです。
ひとまずこれらのプラグインで楽しんでいただければ幸いです。
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