アプリ: マルチカラムでクロスプラットフォームなMasotodonデスクトップアプリFedistarの正式公開

Mastodon/client
概要

以前「Advent Calendar 2022おすすめ記事31選 | GNU social JP」で軽く触れた、MastodonデスクトップアプリFedistarが正式リリースされたので紹介します。

2023-03-02に以下の投稿群で告知されていました。

Downloads – Fedistar」が公式サイトで、GitHub「Release 1.0.0 · h3poteto/fedistar」からもダウンロードできるようです。

2022-12-07の「ディスプレイを新調したらWhalebirdに満足できなくなったので新しくFediverseクライアントを作っている – PartyIX」の開発告知 (v0.2) から約4か月での正式リリースでした。

正式リリースから時間が経って、2023-03-27時点ではv1.1.2が最新バージョンのようです。

2023-04-01 Sat 17:30追記。ブログの告知「Fedistar 1.0.0をリリースした – PartyIX」を見逃したので、リンクだけ追記しました。

特徴

tauriというRustのGUIライブラリーを使っているそうで、Windows/Mac/Linuxの主要3デスクトップに対応したMastodonアプリだそうです。

TwitterにそっくりなMastodon WebアプリElk | GNU social JP」で紹介したElkのデスクトップアプリもtauriを使っていました。

元々著者のh3potetoはWhalebirdというMastodonデスクトップアプリを開発していました。こちらはElectronベースでデスクトップのクロスプラットフォーム対応しています。

Whalebirdはシングルカラムのアプリで、シングルカラムゆえの以下のような不満があったようです。

  • 画面に対して表示される情報量が過小
  • 他の画面オープン時の読込
  • 長文投稿が少なく横幅が無駄

既存のWhalebirdのマルチカラム対応は難しいとのことで、新しく作ったのが開発理由のようです。

機能面では以下が特徴のようです。

  • マルチアカウント
  • 非ログイン状態でのLTLの閲覧
  • デスクトップ通知
  • ストリーミング対応
  • Mastodon/Pleroma対応

README.mdによると、アプリのロゴはHaruka Kurosakiの著作物らしいです。

結論

MastodonデスクトップアプリのFedistarの正式公開でした。

SNSは移動中や休憩時間など、日常の隙間時間で利用することが多いので、モバイルアプリのほうがデスクトップアプリよりも重宝される印象があります。

加えて、デスクトップであれば、標準のWeb UIやWebアプリを利用するという手もあります。

ただ、使い勝手はそれぞれ異なりますので、選択肢があることは良いことだと思います。

コメント

  1. This Article was mentioned on web.gnusocial.jp

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