概要
2023-03-01にMastodon関係の書籍の新刊「Mastodon for Dummies」が出版されましたので紹介します。なお、私はまだ読了していません。
以下の投稿群で2022-02-20頃に著者により告知されていました。
Michael McCallister|workingwriter@fosstodon.orgMy wife and I went to Barnes and Noble in Brookfield, Wisconsin yesterday to get pictures of “Mastodon for Dummies.” The staff person who helped us find the shelf had me sign the book. Afterwards she said she’d add an “Author signed” sticker to the cover. That was fun!
Chris Minnick|chrisminnick@hachyderm.ioI wrote a blog post about why we wrote Mastodon For Dummies and the process of doing so.
Summary: It’s a small book, but the most important thing I’ve ever written.
#mastodon @workingwriter #mastodonfordummies
https://www.chrisminnick.com/2023/02/21/mastodon-for-dummies/
!sns 2023-02-20頃に海外でMastodonの本が出版されたそうです。今日発売日だったようです。 ぐぬ管 (GNU social JP管理人)|gnusocialjp@gnusocial.jpMichael McCallister (@workingwriter@fosstodon.org)Attached: 2 images My wife and I went to Barnes and Noble in Brookfield, Wisconsin yesterday to get pictures of "Mastodon for Dummies." The staff person who he...https://www.amazon.com/dp/139419336X
私自身は上記の投稿で発売日に認知しました。
Mastodon For Dummiesという書名は、日本語だと「誰でもわかるMastodon」のような意味になるようです。
内容
「Mastodon For Dummies: the most important book I’ve written. – Chris Minnick」で、本書の執筆経緯について記載がありました。著者のChris Minnickは元々プログラミング関係の入門書の著者だったようです。2022年11月に執筆者を探しているエージェントから、本書の内容の著者を探すメールを受け取って、応募したことが始まりだったようです。
2週間でアウトラインを仕上げて、3か月以内に執筆、編集、出版されたそうです。出版としては異例の早さだったようです。そして、本書は海外での初のMastodonに関する本だったようです。「Amazon.com : mastodon」で検索した限り、確かに日本の本以外では初の本だったようです。Chris Minnickは本書を自著の中で一番重要な本に思っているそうです。
Mastodonへの登録は、他のSNSへの登録よりも、独自の概念などがあるため難しいという認識があるので、これを払拭するために注意を払ったそうです。
以下のように、Mastodonでやりたいことを一通り網羅する内容になっています。140ページほどの書籍です。
- 登録方法
- ユーザー検索方法
- 基本操作
- フィードのキュレーション
- ビジネス
- 自前サーバーの設置
- クライアントアプリ
「誰でもわかるMastodon」の名前の通り、内容が網羅されており、サーバー設置やビジネスについてまで言及があったのは驚きました。
結論
以前、日本で新しく出版されたMastodonの本として「書評: Twitterの次のSNS 「Mastodon」入門 | ガチのMastodon新規向け入門書 | GNU social JP」の書評を投稿しました。こちらはかなり基本的な内容で終わってしまっていましたが、本書はもう少し踏み込んだもので、かなりしっかりしているように感じました。
また、海外での初のMastodon本ということで、価値も高く感じました。日本と海外とでは熱量が違うのかもしれません。日本人にとって洋書に抵抗ありますが、ユーザー探しやビジネスについてまで、踏み込んだ内容もあり、読む価値があるように感じたので、どこかで読んで書評にしたいと思います。
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