報道: Twitter Blue再開/人員整理/大規模凍結解除/サービス変更/Twitterファイル

Twitter/news

2022-11-20 Sunに「報道: Twitter Blue/人員整理/サービス予定/広瀬香美の分散SNS参入/joinmastodon.comの検閲/凍結アカウント解除開始/Twitter終了トレンド | GNU social JP」でTwitterの動向を紹介してから、その後の続報があったためテーマごとにまとめて紹介します。

概要

前回11/20 Sunに紹介してから、約3週間でテーマごとに多数の報道がありました。テーマ別の概要は以下となります。

  • Twitter Blue: 2022-12-12 Monに再開。企業=金色、政府=灰色、個人=青色のバッジ。Webは11 USD、App Store経由は11 USD。旧式バッジは数か月以内に廃止。
  • 人員整理: 7500→2700人削減完了。追加で約50人の技術者をコードへの不満で解雇。
  • 凍結解除: 2022-11-29 Monに6万件超過の大規模凍結解除。
  • サービス: 新型コロナウイルス関係の誤情報拡散防止ポリシーの廃止。Twitter 2.0の声明。「おすすめツイート」の全ユーザー表示。「モーメント」の作成機能の削除。休眠アカウントの削除予告。文字数上限を4000文字に拡大予告。「コミュニティノート」機能の公開。
  • Twitterファイル: Twitter社内文書の公開。1弾=ジョー・バイデン大統領の息子の汚職疑惑の報道共有阻止。2弾=シャドウバンの存在。3弾=ドナルド・トランプ元大統領の凍結。4弾=ドナルド・トランプ元大統領の凍結正当化の工作活動。
  • その他: Mastodon上でTwitterユーザーを探せるTwitodonサービスの開始。蓮舫参議院議員の分散SNSアカウント登録。Twitterタイムラインの表示機能担当者の取材。

個別の内容をテーマごとに紹介していきます。

Twitter Blue

2022-11-21 Mon: 「イーロン・マスクがTwitterで悪質な「なりすましアカウント」が止まるまで有料で認証済みバッジを配布するTwitter Blueを再開しないと社員に発言 – GIGAZINE」の報道。2022-11-21 Monの全社会議でTwitter Blueの再開がなりすましアカウント対策が十分になるため再開を保留するという言及があったそうです。前回紹介時に、11/29に再開予定と告知がありましたが、方針転換したようです。

2022-11-25 Fri:「イーロン・マスクがTwitterの新しい認証済みバッジでは「個人が青」「企業が金」「政府がグレー」のチェックマークに変わると発表 – GIGAZINE」の報道。2022-11-25 Friにイーロン・マスクがTwitter Blueの再開を12/2 Friにすると告知します。また、認証済みバッジは、企業は金色、政府は灰色、それ以外は青色のチェックマークになり、チェックマークの有効前に手動で確認されると告知しました。個人が企業に所属している場合、所属組織を示す二次的なロゴが付与されるそうです。

2022-12-01 Thu: 「イーロン・マスクはAppleの手数料を回避する方法を見つけるまでTwitter Blueを再開しない方針か – GIGAZINE」の報道。2022-12-02 FriがTwitter Blueの再開予定でしたが、これを延期してApp Storeの手数料を回避できるまでは再開延期になったようです。App Store経由で販売した場合手数料が30 %と高額でした。

2022-12-09 Fri: 「イーロン・マスクがiPhone向けのTwitter Blueのみ月額11ドルに値上げすることを検討中 – GIGAZINE」の報道。Twitter Blueの価格をWebは7 USD、iOSアプリ経由だと11 USDにするつもりとイーロン・マスクが話していたそうです。元々の価格は7.99 USDでこれの30 %増しは10.38 USDです。Appleの請求分を上乗せして請求することを考えているのかもしれません。

2022-12-11 Sun: 「Twitterが認証済みバッジが買える「Twitter Blue」を12月12日に再開すると発表、iOSアプリからのサブスクは値上がり – GIGAZINE」の報道。再開未定だったTwitter Blueが2022-12-12 Monに再開するとの告知がありました。

Webからの申し込みは8 USD、iOSアプリ経由だと11 USDの月額になるそうです。Twitter Blueに加入すると、投稿の編集、高画質動画のアップロード、リーダーモード、認証バッジなどが得点になります。表示名やプロフィール写真は変更できるが、変更すると再審査され、審査完了まで認証バッジが消えるそうです。

iOSアプリで11 USDになるのは、App Storeが売上の30 %を手数料として徴収するためです。1年経過すると15 %になるので、1年後はもしかしたらiOSアプリ経由での月額料金も下がるかもしれません。

国内のApp Storeで支払う場合1800円になります (ツイッター有料プランTwitter Blue受付再開。月1800円のアプリ内課金で青い認証マークつき | テクノエッジ TechnoEdge)。

2022-12-12 Mon: 「Twitterで認証済みバッジが買える「Twitter Blue」の企業版「Blue for Business」がスタート、チェックマークは金色 – GIGAZINE」の報道。Twitter Blueの再開に伴い、金色チェックマークの企業向けの「Blue for Business」を発表しました (About Twitter Blue)。

2022-12-13 Tue: 「Twitterの旧式認証済みバッジを数カ月以内に削除するとイーロン・マスクが発言 – GIGAZINE」の報道。新生Twitter Blueの開始に伴い、旧式の認証バッジ (青色チェックマーク) は数か月以内に全て削除予定とイーロン・マスクが投稿しました。

人員整理

2022-11-22 Tue: 「Twitterの従業員数がイーロン・マスクの買収後7500人から2700人に激減、今後は積極採用を行い目指すは「日本のような利用状況」 – GIGAZINE」の報道。2022-11-21の全社会議で人員整理完了の宣言があったそうです。結局、7500人→2700人に従業員が削減されたようです。今後はソフトウェアエンジニアを中心に積極採用を進めるそうです。

2022-11-24 Thu: 「イーロン・マスクが「ハードコア」に付いてきた約50人のTwitterエンジニアを突然解雇、「コードが満足できない」と言われた人も – GIGAZINE」の報道。人員整理後にさらに追加で一部の従業員50名程の追加解雇が報じられていました。2022-11-24 Thuに一部のTwitterエンジニアがコードへの不満を理由に解雇通知を受け取ったそうです。早期退職の3か月分の給料よりもはるかに少ない4週間分の給料が退職金として出されるそうです。

2022-12-01 Thu: 「マスク氏を支持していたが、解雇された…感謝祭の前夜にツイッターをレイオフされた日本人エンジニア | Business Insider Japan」の報道。Twitterの日本人社員のイハラ・イクヒロの解雇取材。方針に賛同して滞在していたものの11/24のコードへの不満の解雇を受けたようです。

凍結解除

2022-11-24 Thu: 「イーロン・マスクが凍結されたTwitterアカウントの「全面的な恩赦」についてアンケートを実施中 – GIGAZINE」の報道。2022-11-24 Thuに凍結アカウントの大規模解除のアンケートを開始しました。

2022-11-25 Fri: 「イーロン・マスクがTwitterでアカBANされていた人々を復活させると発表、嫌がらせや差別などで追放された悪質なユーザーが帰ってくると危惧する声も – GIGAZINE」の報道。前回の投票結果の賛成多数を受けて、大規模な凍結解除の実施を予告しました。次週実施予定とのことです。

2022-11-29 Mon: 「イーロン・マスク率いるTwitterが6万人超えの凍結解除「ビッグバン」を実施 – GIGAZINE」の報道。予告されていた大規模凍結解除の実施が報じられていました。2022-11-29時点で6万2000件のアカウントの凍結解除を実施したそうです。

2022-12-05 Mon: 「白人至上主義者で悪名高いネオナチのTwitterアカウントが復活、早速ヘイトスピーチを擁護 – GIGAZINE」の報道。デイリー・ストーマ―の運営者が凍結解除され、投稿を再開したそうです。

サービス

2022-11-23 Wed : 「Twitterが新型コロナに関する「有害な誤報」ポリシーを廃止、新型コロナワクチンの陰謀論がOKに – GIGAZINE」の報道。以前設置していた新型コロナウイルスの誤情報拡散防止のポリシーを廃止したと報じられていました。言論統制の一部解除のようです。

2022-11-24 Thu: 「従業員の3分の2がクビになってもTwitterのシステムが停止せず動き続けた理由を元Twitterエンジニアが語る – GIGAZINE」の報道。大規模解雇でのシステムの正常稼働について、SRE技術者の見解が紹介されていました。自動化に自動化を重ねて、人手が必要な作業は「サーバーの物理的な修理」だけなそうです。

2022-11-27 Sun: 「イーロン・マスクによるとTwitterの新規登録者数は1日200万人で前年比66%増の過去最高に – GIGAZINE」の報道。Twitterの利用状況が報じられていました。11/10-16の期間は1日平均200万人、前年同期比で66 %増加の過去最高のユーザー登録があったそうです。その他、アクティブユーザー数なども過去最高ペースになっているそうでした。

2022-11-30 Thu: 「Twitter 2.0とは? Twitterがマスク氏による買収後初の声明 | マイナビニュース」の報道。「Twitter 2.0: Our continued commitment to the public conversation」で買収後初の公式声明。イーロン・マスクがTwitter社買収時の社内会議で用いたTwitter 2.0を社として正式に説明したものでした。内容の概要は以下となります。

  • 使命は公共の会話の促進・保護でインターネットの広場になること。
  • 目標自体は同じままだが、姿勢や取り組みが変わる。
  • 公開テストを採用し、実験的なアプローチで改善を図る。
  • 違反コンテンツ排除を重視し、言論の自由を尊重する。

ポリシー自体に違いはないものの、具体的な姿勢や取り組みが変わるということで、この中で違反コンテンツ排除に重点を置くことで、言論の自由をより尊重していくそうです。

2022-12-01 Thu: 「EUがTwitterの新型コロナ誤情報を規制するポリシー撤回に警告、本社で「ストレステスト」実施へ – GIGAZINE」の報道。2022-11-23 Wedになされたポリシー廃止を受けて、EUからEUのコンテンツモデレーションルールに対するストレステスト実施が決まったそうです。20203年初頭にTwitter本社でなされるそうです。

2022-12-02 Fri: 「Twitterがフォローしていない人のツイートを勝手にタイムラインにぶち込む「おすすめツイート」を全ユーザーに拡大、回避する方法は? – GIGAZINE」の報道。2022-12-01 Thuから「おすすめツイート」が全ユーザーに表示されるようになったそうです。

従来通りの最新投稿表示への切替も可能だそうです。

2022-12-08 Thu: 「Twitter、「モーメント」機能を一時削除=ニュースキュレーションの温床として話題に │ オタク総研」の報道。2022-12-08 Thuにモーメントの作成機能の削除が以下の投稿で発表されました。

過去のモーメントの表示はできるそうです。削除の理由は、他の機能の改善に注力するためとのことです。再開するまでは、「Togetter」などの他のまとめサービスを使う必要がありそうです。

2022-12-09 Fri: 「Twitter、休眠アカウント15億を削除しユーザー名を開放へ。長期間ログインなしの利用者は注意 | テクノエッジ TechnoEdge」の報道。近日中に休眠アカウント約15憶を削除して、使用済みのユーザー名を解放する意向を表明しました。

一度も投稿がなく、年単位でログインがないアカウントが対象になるようです。

2022-12-09 Fri: 「イーロン・マスク、Twitterにシャドウバン確認機能を追加へ。理由と異議申し立て方法も案内 | テクノエッジ TechnoEdge」の報道。自分が「シャドウバン」されているかなどのアカウント状況を自分で確認可能にして、異議申し立ても可能にする更新を予告しました。

「シャドウバン」はアカウント停止はされていないものの、自分の投稿やアカウントが他の人に表示されない・見つかりにくい状態を指す俗語です。旧Twitterはシャドウバンの存在を認めていないものの、リーチの格付けの仕組みがあったそうです。実施時期や詳細は不明です。

2022-12-11 Sun: 「Twitter、文字数制限を4000字に拡張か イーロン・マスクCEO「Yes」と認める – ITmedia NEWS」の報道。Twitterの投稿文字数を現在の280文字 (日140文字)→4000文字に拡大する予定があることをユーザーの質問に答える形で回答していました。ただ、実施時期や詳細は一切不明です。

2022-12-11 Sun: 「ツイートのファクトチェックをTwitterユーザーみんなの力で行う「コミュニティノート」が日本を含む全世界で利用可能に – GIGAZINE」の報道。Community Notes (コミュニティノート) の新機能が公開されました。機能の説明は「Home | Community Notes Guide」にあります。

誤解を招く可能性のある投稿に、ユーザーがノートを残し、ユーザー同士でノートを評価し合って、アルゴリズムが最も役に立つと判断したノートが全ユーザーに公開され、誤解を招く投稿の補足情報として付与されるそうです。ある種のファクトチェックになる機能のようです。災害などの非常事態でのデマの防止に役立つかもしれません

Twitterファイル

2022-12-03 Sat: 「イーロン・マスクお墨付きの社内文書「Twitterファイル」でTwitter社内で民主党員の削除要請を優先的に受理しバイデンの息子の汚職を隠していた実態が発覚、今後は「シャドウバン」についても暴露予定 – GIGAZINE」の報道。ジャーナリストのMatt TaibbiがTwitterの社内文書 (Twitterファイル) を入手したそうで、それを暴露しました。イーロン・マスクも引用投稿しており、公認のようです。

暴露内容は2020年10月に報じられた「ジョー・バイデン大統領の息子であるハンター・バイデン氏の汚職疑惑」に関連する情報で、報道記事を「潜在的に有害」とみなして報道記事の共有を意図的に阻止したそうです。当時のCEOのジャック・ドーシーはブロックを反対しており、社内でのコンテンツモデレーションの方針に相違があったようです。Twitterには投稿の削除要請が殺到しており、Twitter社内は民主党支持層が強かったため、民主党の削除要請が優先的に処理されていたそうです。

2022-12-08 Thu: 「イーロン・マスクが暴露情報「Twitterファイル」の情報抑圧を理由にTwitterの副法務顧問ジム・ベイカーを解雇 – GIGAZINE」の報道。直前のTwitterファイルの公開に制限をかけていたTwitterの副法務顧問のジム・ベイカーをイーロン・マスクが解雇したとの報道がありました。Twitterファイルの第1弾はTwitterの新経営陣に近い弁護士を通じて提供されていたそうですが、公開後内部情報の提供が停滞するようになり、調査した結果ジム・ベイカーが公開情報の選別に関わっている弁護士として特定されたそうです。

2022-12-09 Fri: 「Twitterの「シャドウバン」の実態を暴露するイーロン・マスクお墨付き社内文書「Twitterファイル」第2弾が公開される – GIGAZINE」の報道。Twitterファイル第2弾が公開されました。内容はTwitterがひっそり実施しているとされている「シャドウバン (shadow ban)」の実態でした。

Twitter内部では「可視性フィルタリング(Visibility Filtering)」や「VF」と呼ばれており、社内チームにより対象が決められていたようです。また、シャドウバンは右派に対して適用され、左派には提供されていないとイーロン・マスクが述べており、偏った対応になっていたそうです。

2022-12-10 Sat: 「Twitterの大規模内部リークから「トランプ元大統領を永久BANした際」の詳細が明らかに – GIGAZINE」の報道。Twitterファイル第3-4弾が公開されました。ドナルド・トランプ元大統領のアカウント永久凍結の内容でした。

第3弾が2021-01-06に起きた連邦議会議事堂での暴動と1/8の影響凍結実施時の出来事についてでした。凍結実施の数か月前から凍結基準が低下しており、上級幹部が社内ポリシーに反した決定を下したとのことでした。

第4弾はトランプの永久凍結決定時に、凍結理由の正当化のための工作活動についての内容でした。以前からトランプのTwitterからの追放の声が上がっており、暴動事件でそれがピークになったそうです。ただ、当時のCEOのドーシーが事件前後に休暇で多くの処理を上級幹部に委任していたため、上級幹部の一存で永久凍結がなされたようでした。

その他

2022-11-23 Wed: 「MastodonでTwitterの友だちを見つけてフォローするサービス「Twitodon」の使い方 – GIGAZINE」の報道。TwitodonというMastodonでTwitterの友人を見つけてフォローするサービスが登場しました。事前にMastodonとTwitterのアカウントを連携させて登録することで、他のユーザーが見つけることができるというものです。ある程度のユーザーが登録しないといけないというネットワーク効果が重要なサービスで、やや使いにくいかもしれません。

2022-11-29 Tue: 「ツイッターが大手広告主の半数を失ってでも、マスク氏が確実にもたらす4つの変化(徳力基彦) – 個人 – Yahoo!ニュース」の記事。イーロン・マスクのTwitter買収騒動の背景や、今後について考察されていました。

まず、Twitter買収時の二転三転は、資金調達に関する駆け引きだったそうです。資金源のテスラの株価や借入元の銀行の判断、金利など、金融市場も総合的に考えた判断だったようです。

イーロン・マスクは用意周到で着実に進めていく人で、それがテスラの現在の成功につながっていると踏まえて、Twitterの今後を考察していました。WeChat/Facebook/LINEのようなスーパーアプリ化、脱広告収入などでした。

2022-11-30 Wed: 参議院議員の蓮舫が分散SNSにアカウント登録をしたと話題でした。

蓮舫?れんほう (renho@toot.blue)’s status on Wednesday, 30-Nov-2022 16:26:52 JST蓮舫?れんほう蓮舫?れんほう

初投稿!

蓮舫です。

2022-12-08 Thu: 「「Twitterのタイムラインをごちゃごちゃにする仕事」は本当に実在したのか? 話題の元Twitterエンジニアに聞いた」の記事。イーロン・マスクに解雇されたイハラ・イクヒロ (@nabokov7) がTwitterのタイムラインを精査する処理を担当していたとのことで、その機能についての取材でした。

タイムラインを最新順ではなく重要度順にしたり、他人のいいねを表示したりするのは、社内テストで「いい結果」が出たから行っていたそうです。ただ、「いい結果」、満足度が何を指すかは語られていません。滞在時間やインプレッション数、クリック数あたりでしょうか。

この記事について以下の投稿が参考になったので引用します。

藤井太洋, Taiyo Fujii (taiyo@ostatus.taiyolab.com)’s status on Thursday, 08-Dec-2022 16:57:48 JST藤井太洋, Taiyo Fujii藤井太洋, Taiyo Fujii

私もTwitterクライアントを作っていた時、真の時系列タイムラインがユーザーを疲れさせることは気付いてたんだよね。
フォロー相手の中にツイ廃が一人でも混じっていると、あっという間に汚染されてしまう。
日に一回か二回しか投稿しない人のツイートはまず見なくなっちゃう。

Twitterのタイムラインでまずかったのは、インタビューで言われている「重要度」よりも、RTとfavじゃないかな。私にも何人かついてるけど、私の全てのツイートをRT&Favする人が何人かいるんだよね。
ホームから他人のRTとFavを消すオプションがあれば、あれほど文句を言われなかった気がする。

そもそも本物の時系列タイムラインって不可能ごととまでは言わないけど、相当難しいはずなんだよね。600だか1,000だかのサーバー群に分散保存されたツイートを一秒間に1億とか10億とか言われるリクエストに応じて拾い上げ、ソートしてプッシュする。そのコストはちょっと想像を絶する。「重要度」は、レスポンス面の課題に対する解答も含まれてたんじゃないかな。

最新順にすると、投稿頻度の多いユーザーが1名フォロイーにいるだけで、たまにしか投稿しない人の投稿が見えなくなるというのは、たしかに問題かもしれません。投稿頻度が高くてS/N比の低いユーザーは投稿を間引くなど重要度順での表示が大事になるかもしれません。

結論

Twitterの報道でした。12/09の週末に入ってから報道が少しおとなしくなったかと思ったところで、Twitterファイルを始め矢継ぎ早に続報が入り、報道が大量にありました。

一番の話題だったTwitter Blueはようやく再開になりました。なりすまし対策ができて、落ち着くと思われます。

サービスについては、誤情報拡散防止のポリシー変更、「おすすめツイート」の全ユーザー表示、「Community Notes」、休眠アカウントの削除、文字数上限拡大など、実施されたものや予告などが数多くあり、話題が尽きませんでした。

Twitterファイルは、一般ユーザーが知ることが難しかったTwitter社内の様子が伺える情報で、以前から推測できていたシャドウバンや左派偏重対応があきらかになりました。

その他では、有名な国会議員の蓮舫議員が分散SNSのアカウントを作成されたのが印象的でした。作っただけではなく、その後も投稿を継続しており、当分は併用されるのかもしれません。管理人にフォローバックがあって驚きました。

話題が尽きない日々でした。当分はこの状況が続きそうですので、またウォッチしてまとめて紹介します。

コメント

  1. […] 2022-12-14の「報道: Twitter Blue再開/人員整理/大規模凍結解除/サービス変更/Twitterファイル | GNU social JP」でTwitterの状況を紹介しました。その後の約1か月分の続報を紹介します。 […]

  2. This Article was mentioned on web.gnusocial.jp

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